おかげさまでこの3月頭に講談社から拙著(共著)『学生のためのSNS活用の技術 第2版』が刊行されました。販促活動の一環として、4月7日土曜日に、トークショー形式でのオフラインイベントを行いましたので、記憶が新たなうちに少々メモを。
イベント会場は、紀伊國屋書店 札幌本店 インナーガーデン
出入り口脇のホワイエ的な空間が、イベントスペースに早変わりするのです。ここは、二面の道路側はもちろん、店舗側も大きなガラス壁になっており、開放的で気分は良いし、注目度も高い。反面、通りがかった歩行者からのぞきこまれることもあり、大いに気が散る環境とも言えます。
そんなウキウキ空間で開かれるイベントに、不肖わたくしめ、今回はメインの語り手として登壇するという大役を仰せつかりました。
仕事柄、これまでにも少なくない回数の研修講師を経験してきましたが、いずれもホール・教室・会議室など、外部からは遮断された空間が会場。完全なオープンスペースでのイベントは、数えるほどしか経験していません。
ましてや今回はトークショーの語り手。生まれて初めての経験です。有名作家やタレント、アスリートでもない凡人を主役に据えて、いったいどうなるのでしょうか。当日になって、客席がガラガラだったら、かなり気まずいです。
本人の密かな不安をよそに、企画・準備を始めた昨年の11月以降、版元さんや紀伊國屋書店のスタッフのみなさんからは、種々、全面的なご協力をいただくことができました。
また、共著者のお二人、さらには刊行前から企画進行をサポートしてくださった方々の、並外れた企画力・調整力・ご努力のおかげで、地元紙・北海道新聞やウェブ媒体、ラジオなどでの告知も実現しました。さらには友人知人、前職の職場など、いろいろなみなさんにも周知協力やご来場をいただきました。みなさまお忙しいところありがとうございました。
ただ、来場者の年齢層が、事前に想像していた高校生・大学生保護者あたりよりも、さらに一段高めだったのは、新鮮な驚きでした。いまどきのリアル書店とか今回の告知経路の特徴なのかもしれません。イベント中に挙手いただいた範囲では、ご自身でSNSをご利用中の方も、普段研修で接している保護者層と比べて、ずいぶん少なかった。
また、共著者のお二人、さらには刊行前から企画進行をサポートしてくださった方々の、並外れた企画力・調整力・ご努力のおかげで、地元紙・北海道新聞やウェブ媒体、ラジオなどでの告知も実現しました。さらには友人知人、前職の職場など、いろいろなみなさんにも周知協力やご来場をいただきました。みなさまお忙しいところありがとうございました。
結果的には、客席はいい具合に埋まり、ホッとしました。
ただ、来場者の年齢層が、事前に想像していた高校生・大学生保護者あたりよりも、さらに一段高めだったのは、新鮮な驚きでした。いまどきのリアル書店とか今回の告知経路の特徴なのかもしれません。イベント中に挙手いただいた範囲では、ご自身でSNSをご利用中の方も、普段研修で接している保護者層と比べて、ずいぶん少なかった。
今回は関係者からのご紹介で、元NHKアナウンサーの原田由香さんに快くお引き受けいただきました。
そもそもの声の出し方はもちろんですが、客席の温め方、客席との間合いのとり方、詰め方なども含め、話す・聞くの基本動作がよく訓練された、さすがプロらしいお仕事ぶりでした。一方、こちらは壇上の聞き手と、客席のみなさんとの二方面展開の難しさを筆頭に、反省点がたくさんです。
改めて感じたことは、「一人じゃ出来ないこと」という当たり前のお話でした。
そもそもの書籍の刊行でも痛感したわけですが、オモテに出てくる名前はわずかでも、裏方として着々と動くたくさんの人が居て、はじめてキチンとしたものが出来上がるわけです。
そしてそれは今回のイベントでも、まったく同じ構図でした。
こうしたイベントだけでなく、普段の仕事でもいつもその点を意識していたいものだと思いました。また、気づきについては着実に形にしていきます。
追記)4/11北海道新聞夕刊に、当日の取材記事まで掲載いただきました。本当にありがとうございました。
そもそもの声の出し方はもちろんですが、客席の温め方、客席との間合いのとり方、詰め方なども含め、話す・聞くの基本動作がよく訓練された、さすがプロらしいお仕事ぶりでした。一方、こちらは壇上の聞き手と、客席のみなさんとの二方面展開の難しさを筆頭に、反省点がたくさんです。
初めての対談形式のトークショー。気づきは…
- 来場者に「楽しんでもらう」ための組み立てや要素は、どんなに盛り込んでも多すぎるということはない。(事前の進行検討時、その観点はなかった。)
- 視線を向けるバランスは2:8くらいで、対談相手より客席優先に。今回は聞き手との対談スタイルに囚われすぎた。(以前に出演したことのあるテレビの形式とは違う)
- 壇上マイクが二本あって交互に発声する進行の時は、声の出し方、マイクの持ち方への配慮も必要。(PA設備と設定次第では気にしなくてよいことも)
- 地味で特殊なテーマかなと考えていたが、「自分ごと」と考えている大人も少なくないようだ。(今回のようなトークショー形式やそもそもの書籍の内容が直接的な答えになっているかは別)
出版と同様、一人だけでは実現できないことでした
改めて感じたことは、「一人じゃ出来ないこと」という当たり前のお話でした。
そもそもの書籍の刊行でも痛感したわけですが、オモテに出てくる名前はわずかでも、裏方として着々と動くたくさんの人が居て、はじめてキチンとしたものが出来上がるわけです。
そしてそれは今回のイベントでも、まったく同じ構図でした。
こうしたイベントだけでなく、普段の仕事でもいつもその点を意識していたいものだと思いました。また、気づきについては着実に形にしていきます。
追記)4/11北海道新聞夕刊に、当日の取材記事まで掲載いただきました。本当にありがとうございました。
(会場Photo:M.Yoshida)