2014年4月21日に公開した、勤務先Facebookページへの寄稿文転載です。923文字。
ひょんなご縁から、NTTドコモさんの安全教室の教材制作に関わりました。
出前講座の開講数/受講者数も桁違いですが、リーフレットの方も、毎年、それぞれの冊子が数十万部ずつ印刷されるという意味では、国内最大級の参考書になるのかもしれませんね。
印刷物としての配布は、安全教室を受講した団体などに限られているようですが、PDFで全文データを入手出来ますから、ちょっとした自主的な勉強会などにも使えるのかなと思いました。
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[ドコモ安全教室教材のリニューアルをお手伝い]
NTTドコモの「ケータイ安全教室」は、受講者数が毎年90万人を超える、国内最大規模の教育啓発取り組みです。このたび、その教材が大幅に改訂されました。
新装なったのは「入門編」「応用編」「保護者・教員編」。それぞれのスライド教材とリーフレット(ポイントブック)のPDFデータは、いずれも既にドコモウェブサイトの下記ページからダウンロードが可能です。
https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/csr/social/educational/safety/manual_download/index.html
今回の大幅改訂は、「携帯電話からスマートフォンへの移行」「その他機器によるインターネット利用の増加」「メッセンジャーアプリの利用トラブル増加」といった環境の変化を受けたもので、多くの学校や家庭が直面しているであろうトラブルを網羅的に収録するとともに、受講者の属性に合わせた分かりやすい解説が加えられています。
もちろん、スライド教材の方は、ドコモ安全教室のインストラクターが使うためのものですから、利用者が通読するだけでは全ての疑問は解決出来ないかもしれませんが、リーフレットの方は、それ単体でも十分に読み応えがあり、役立つものです。
ちなみに、ドコモの講師派遣が無償ということはよく知られていますが、最近同社が配布している教育啓発冊子(リーフレット)に、同社の社名がほとんど登場せず、宣伝色が極力排されていることをご存知の方は、案外少ないようです。
このあたりも含め、ぜひ上記ページから最新版リーフレットPDFをダウンロードして、確かめてみてください。
日頃、ピットクルーでは、さまざまなインターネット利用トラブル実態についての知見と、青少年から大人までを対象とした幅広い教育啓発経験を蓄積しています。
今回はその蓄積が認められ、第三者の視点でアドバイスするという形にて、初めてドコモさまの教材制作のお手伝いをさせていただきました。
これからもより多くのみなさんのお役に立てるように、日々の業務に取り組んでいきます。
(高橋大洋/インターネット利用者行動研究室)
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